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濁り

終わらないフロレット

悪くない。けど、なんかカセットテープみたい。今風のデジタルっぽくないというか。

前から気にしていた、ぼくのミックスについてまわる音の濁りについて、原因のひとつがわかっちゃったかもしんないっす。どうやら、音の分離の悪さが濁りというかモワモワ感を演出していたようでして。なんだよ、音の分離なんてあったりめーじゃんよ、今さらなんだよ、という向きもあろうかと思いますが、こういうのって、自分の感覚にもとづいた開眼の繰り返しなんですよね。理想と現実のギャップの妥協点、とでも言いましょうか。

具体的に書くと、今までは、トラックごとにハイパスフィルタ入れて、スペアナなんかも観察しながら、カットオフ周波数とレゾナンスの効き具合を決めていたんです。でも、全トラックやる根性がないんで、低域が気になるトラックだけやっていたんですね。だってメンドいんだもん。

そこで、どうせなら、と、シェルビングで150Hzから200Hzあたり以下をバッサリ切っちゃうバスを作って、キックとベース以外は全部そのバスにまわしてみたら、うっそ、マジですか、なんかそれだけで音が最近ぽくなっちゃったよ、という。つか、そんなもん早く気づけ、ですね。ごめんなさい。
※さすがに音によっては聴きながらフィルタ設定して音作りしないとダメみたいですけど。

ついでに、聴いた感じ、リズム隊の音量が、上モノ全部の音量と同じくらいになるようにすると、ナウなヤングにバッカウケのサウンドになるよ、という話を聞きつけたので、ちょっとそれも意識して作業させてもらっています。

でもね。でも。いつのまにか、ミックスでの濁りを「ごまかし」として無意識のうちに使っていたみたいで、分離を良くすればするほど、そういうごまかしは効かなくなるというこの状況に漠然とした不安を感じたりもしているんですよねー。はっはっは。

ともあれ、ここ数日はそんな感じで、夜な夜なミックスをイチから組み立てなおしていますんで、PV版フロレットはしばらくお待ちくださいませ。全体的なバランスは予告編どおりなんで、あまり手間はかからないはず...なんですけどねー。

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